最近自分の中でベースについて、今一度見直しています。
それは右手のピッキングの研究から考え方まで。
ピッキングは大事ですね、弾く場所や力加減、振り抜く速度。本当に深い
ピッキングひとつで低音の広がり方やアタックがすさまじくかわる。
そして、考え方なんていうと生意気ですけど、自分のスタイルについていい意味で深く考えなくなりました。
前までは、ライバル達に差をつけたいがために、自分のスタイルを明確にしないと。ベースはやはり曲のボトムを支えなきゃとか、エフェクターなんていらんやろ、みたいな
そんな考え方だったのですが。
曲が良くなるんだったら、ベースの仕事を放棄して上の音域で旅に出たっていいと思うし、ベースの音がかっこ良く、曲がかっこ良くなるならエフェクターは必要だと思うし
とにかく曲をスペシャルにする為に自分はいるんだな、と考えるようになりました。
そう考えたら余計な事考えなくて曲に入り込めるし
技術的に自分に何が必要か、色々とわかるようになって、前よりも更にベースが、音楽が楽しくなってきました。
色々な曲と関わるようになってベースラインも自分が考える状況も増え、自分のベースのせいで曲がつまらないものになっているんではないか、とか色々と考えるときはあるのですが、その為に研究したり練習したり、それが周りと混ざってハマった時、すげぇ最高なんです。
僕が個人的に尊敬するベーシストが国内に5人くらいいるのですが、その方々を見てみると、やっぱりずっと第一線で活躍しているのは運や繋がり、なんかじゃなく、かなわんなってくらい凄いのに気づきます。
全ては曲の為のベースなんですよね、技術とか信頼とかは当たり前で、その人が弾くと曲がすさまじく良くなる。一音一音に心がある
自分もスタイルとかはさて置きそういうベースを弾きたい。
こういうセッションミュージシャンの仕事って上の人がやめないからねー。下には中々仕事が回ってこないって話をよく聞くのですけど、いや、そうじゃないと思いますね
かなってないんですよね。
くやしいけど
今は明らかにかなわんな、って自分でもわかってるんですが
絶対追いつけるし追い越せる、
そんな気がする。
永久にゴールはない世界っていうのはわかってますが、なんとなく一歩一歩進んでいる気がします。
日々精進、本当に楽しい世界です