最近またフラットワウンドにハマっています。
特にghsのフラットワウンド。これは素晴らしいです、
一時期(5.6年前くらいか)自分のプレべに合うフラットワウンドを探す旅に出て、沢山の種類を試してみたことがありました。ダダリオ、フェンダー、ラベラ、アーニーボール、トマスティック、ロトサウンド、ケンスミス、ghs覚えてるだけでこの位試しました。
ハッキリ言って新品のラウンドワウンドの弦のメーカーによる音色の差は今でもあまりわからない僕なのですが、フラットワウンドはメーカーによって音色がかなり違うと飾り糸の色が可愛くて止まらなくなってしまっていました。
自分は偏った性格なので当時はオレは何が何でもプレべにフラット弦で行く!と意気込んでいて、中々ライブでは扱いにくい(歪んだギターに埋もれる、とても生々しい音色なのでライブ中のピッキングがとてもシビア)のもあるし、やはりゴリっとした音も欲しいやね、と結局ラウンド弦に戻りました。
今一つ確実に言えるのはヴィンテージベースには本当にフラットワウンドが合うという事。
弦に倍音が少ないからか、その楽器の持つ木の音、温かい成分が引き出される気がします。
フラットワウンドって凄くロー寄りな音色とかモコった音ってイメージがありますが、自分はそこに魅力を見出してるわけではなく
低音の膨らむ感じや、高音のスムースなフレージング)あと弦のきしむ音(難しい表現ですがこれが一番!)だと思っています。
中でもghsのフラット弦は素晴らしい。
とてもディープな音がします。ラベラの今のディープトーキンよりディープだと思う
たしかghs、5.6年前はサウンドハウスで1980円位でしたが、今3000円位になってる、、でもそれを踏まえても良い弦だと思います。
なのでここ最近レコーディングにはフラットワウンド
ライブは全ての現場フラットワウンドで対応できないのでそこは色々学習したし、こだわらず臨機応変に。
少しだけ学んだ事を書いてみると
自分の経験上、まずライブで1人だけアナログサウンドを出していても意味がないという事(簡単に埋もれる)
ジャンルでは無くフラット弦は小編成や、音数が少ないアンサンブル編成で特に魅力を発揮しやすいと思いました。
ハコ的にもPAで増幅が多くベースやキックが沢山重低音出す所なんてあまり向いてないと思う。
ライブバーみたいな皆んなが生音で演奏してる所だと良いと思います
まぁでもこれは自分の経験上の話なので、最近ではスナーキーパピーのマイケルリーグ氏やvulfpeckのジョーダート氏がライブでもフラット弦張ってて素晴らしすぎる演奏してます。
あとはやはり弦高はベタベタにせずピッキングはフロント寄りで柔らかく弾いた方がフラット弦の持ち味が出るかなと思います。
今日はghsの話ばかりでしたが、アーニーボールのフラット弦はフラットの音質をしつつ音色が明るくてギラっとした成分もあるので、色々な場面で使いやすいかもしれないと思ってます!でもghsのディープな音は捨てがたい
ちなみにプレシジョンフラットワウンドってネーミングですが、ジャズベースにも素晴らしく合います。
もっといい音出して、関わってる音楽の魅力をさらに引き出せるように、日々精進の旅は続く..