今日はマニアックな日記です、あしからず!
さて先日、家で練習していてふとギターを拭くクロスをブリッジに挟みミュートして弾いてみたら超ゴキゲンな音になったので
今日、マイベースをジェマーソンのファンクマシーンに近づける為にイジイジしてました!
ブリッジカバーにスポンジをかまし
(今のフェンダーベースのはある意味、ファッション的な要素とボディ側を重くする効果、あとは弾きにくくなるくらいの効果しかないのですが、
当時のフェンダーベースのブリッジカバーにはラバースポンジがついていて、余分なサスティンや倍音を消す効果があった)

※「FENDER BASS BROTHERS 82Pより転載」
しかしミュート具合が思いのほか難しく、かけ具合でハイフレットのピッチが悪くなりフレット音痴になるので気をつけて、なんとか決まる。

そんでもって、プレベにはまったく邪魔なピックアップフェンスをとりつけ

弦はラベラ!ではなくghsのフラットワウンド
完成!


いやーやっぱ見てくれはダントツこっちの方がイイ!
俺、酒好きでったらこれを酒のあてに何杯でもいけるなぁ。。
弾いてみると、サススティンの短い、甘く太いウッドベースにまぁまぁ近い音
弦を押すように弾くとオールドプレベ特有の沈み込む音が、もろあの音
年式こそ4年違えど、これはめちゃくちゃジェマーソンっぽい。
モータウンのレコードで聴けるあの音
これだったら手首でミュートが出来ないと着けなかったブリッジカバーがミュートしてくれていているし、
ミュート+極太弦なので必然的にかなりフロント寄りで弾くし、ピックアップフェンスもあってもいい!
中々理由があってこの形にしている感があります!
だから昔のベースってやたらこの部分の塗装が剥げてたりするんやね..

(BASS MAGAZINE 2005 12月号 12ページより)
そんな事を考えていたらやたら楽しくなっちゃいます。
ただ、この仕様、ずっとミュートかかってるし、ピック弾きでブンブン弾けないしガレージ感とかが出せん、もはやスラップなんか絶対にキツい 完了に時代に逆行した仕様です。
う~ん、記念にこの音をupして聴いてもらいたいとこです。。
とりあえずジェマーソン率いるモータウンのバックバンド「ファンクブラザーズ」の良い音源が最近You-Tubeに上がっていたので載っけてみます!


(YOU-TUBE動画)
本当にこんな感じの音
66年はいわゆるグレイボビンのピックアップですが、仕様を近づけるだけでかなり近くなるんだな。
とりあえず今週末は明日明後日と2本、50s’60sの曲ばっかやる仕事あるので、今週はこれで行ってみて 飽きたら元に戻します!
あと、かなりアングラでマニアックな質問ですが
この写真

ジェマーソンがオッサンの時の写真ですが
あきらかにファンクマシーン(1962P-BASS)ではない
(ピックガードもかけてないし、サンバースト具合も62より65、66っぽい)
ジェマーソンは、ブラックビューティーとファンクマシーン以外にもP-BASSを所有していた?
見たことのあるどの本やサイトにも載ってません。
ほんとにどうでもいい話なんですが、もしジェマヲタの方がいたら教えてください。
ちなみにはっつけたYOU-TUBEの画像でもコレもってます。