最近導入したshin’s music BMP1「Bass Maste Preamp」のレポートです。
前々から気になっていたプリアンプ、試奏してこれは自分に合っているとすぐに思いました!
チューブアンプの回路をディスクリートで再現し..ていうのが特徴のプリアンプ。
チューブアンプのクリーミーなまろやかな少し歪み成分を含んだような音、だけでなく、ハイを上げるときらびやかになり、ピッキングにちゃんと噛みついてくれる感じ、もちろんミッドはしっかりで、ローが締まるあのグッとくるコンプ感もしっかりあります。
自分はアキマ&ネオスのベースアンプが大好きなのですが、あのアンプのニュアンスに近いです。決していなたくするだけではない、現代の音楽シーンに通用する守備範囲の広さ持ってると思います。
ここまで原音を残して、音の感じをただ太くするだけではなく、肉厚にするプリアンプは初めてです。
まぁプリアンプをそこまで試したわけではないのですが、結構ベース本体の音にいいアンプがあればそれが一番いいじゃん、と思っていたタイプなので、それくらい原音を残して、チューブアンプの音圧と歪み感とガッツを足してくれる感じです。
実際ライブハウスやホールでは、客席に届く音は、ラインの音がかなりの割合をしめている思うのですが、やや非力なパッシブの音を、音色を変えずに良い感じに届けてくれる意味でも、とても使えるプリアンプだと思います。
ジャズベースでは1.2弦の音が頼もしくなりました。
プレシジョンベースでは、プレベの旨みを残しつつ、1ランクレベルアップしたような頼もしい音になりました。
普通のプリスイッチで満足だったので、歪みは初めオマケ程度で別にいいかなと思ってましたが、実際にアンサンブルで合わせると、ベースラインが引き立つくらいグルーヴィーな歪みです!
こういうの待っていました、特にフルチューブアンプのサウンドがしっくりくるベーシストには本当にオススメです。
ベースの音を出すのが更に楽しくなりました!