続き~ロックンロールとの出会い、そう、もの凄くカッコいいロッケンローラーの先輩が現れたわけでもなく、街中でたまたま流れたエルビスに衝撃を受けたわけでもなく

それは単車との出会いでした。
学校に内緒で中免を取り、先輩に売ってもらったバイクが ガッチガチのカフェレーサー使用のクラブマン。
バイクの知識はなかったけど、とにかくなんとなく見た目がクラシカルなバイクが欲しかったので、まさにそのバイクがドンピシャに気に入り。
そしてそのバイクが
50s後半~60s前半にイギリスで生まれたROCKERSと呼ばれる若者達が乗っていたバイクをかなり意識した仕様だと分かり、
ROCKERSに興味を持つようになる。
黒いライダースを身にまとい、髪はグリースで固め、TRIUMPHやBSA等にまたがりJukeBoxでアメリカのロックンロールやロカビリーを楽しんでいた若者。

そのモノクロで非現実的な知らなかった世界にとにかく憧れました!
当時「さらば青春の光」を見た時、モッズばっか映って、ROCKERSがあまり映ってなく超ワルモノなんで「なんでじゃい」と思ったほどROCKERS派でした。(今はモッカーズです)
それでロカビリーを知り、ストレイキャッツを聞き、こんなカッコいい音楽があったんか!と
そこからエディー・コクラン、バディ・ホリーとロックンロールを知る事になりました。
ビートルズなんかもド初期は見た目ROCKERで大不良ですから

それを知って、ビートルズ=古くさいオヤジの音楽。のイメージが吹っ飛んでいきました。
だから、先輩から買ったバイクが当時流行りまくってたTWのようなトラッカーなバイクだったらもしかしたらロックンロールと出会ってなかったかもしれません!
そんなわけで、これがロックンロールとの出会いの話し。
2010 6/9
今日は、こうやって元気にロックンロールを演奏できている事に感謝する日って事にしとこう