いやぁーここ数日でグッと気温が下がりましたね。
現在、機材車に揺られて名古屋→静岡に移動中
昨晩はJBスタジオというトコでライブでした!
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ここのライブハウス、木がメインでおしゃれな内装で、お客さんも凄く居心地の良い空間なんではないかと思います。
ハンバーガー食いたくなるぜ!
そしてなんといっても音、すげーやりやすかった。
色々なライブハウスで連日ステージやってると、やりやすいハコ、やりにくいハコ、はっきりと出てきます。
何がそうさせて、音がこんなに変わるんやろう?
と思いますがハコの作りや、PAさんの腕、使う機材によったり、色々な要因があるわけですよね。
そして低音というのは、いわゆる音の悪いハコにあたった場合、音作りは極めて困難。
アンプである程度いい音が出せたと思っても、DI経由でPAスピーカーから音が出た瞬間もやけて何弾いてるかわからなくなったり、バスドラやタムのハウりがベースのハウりに思われたり、そんな場合は低音を支配しているベースが嫌われものになる場合が多いです。(ベーシストならわかるハズ)
かといってローを削ったり、音をさげるともの足りなくなったり、外に心地よく低音が響いてるのか不安になる。
まぁ、ロックバンドの音なんて気合いでカバー、音悪いとか良いとか多少の事はきにすんな!って考えもあると思いますが、
自分はできるだけいい音でやりたいし届けたいですね、ちなみにそれは自分の音だけでなくバンド全体の音が良い音ではないとダメです、やはりライブ中のテンションに直結します。
その為にリハーサルでバンドとPAさんは最大限の努力しないといけないと思うんです。
あとバンド全体で言うと一番多いのが、モニターが全然聞こえないというもの、ステージ上の中音を下げれば、多少はマシになりますが、ダメなとこはダメです。(そもそもドラムやベース側にモニターがなかったりもする)
まぁ、これには結構慣れました。
ただ、そもそもボーカルの容量が少ないのに、アンプがデカいライブハウスが殆どな気がします。それに更にPAが加わるとそら歌聞こえませんわ。
前々から声高々に叫びたいと思っとるんですが、100人とかのキャパのハコや6畳のスタジオにアンペグの冷蔵庫みたいなアンプや、500Wのアンプとか要らねぇ~!
まあ、でも音楽初めてたての頃、いや22.3の頃までは、小さなハコでもデカいハコでもとにかくデカいアンプがあれば嬉しかったもんです。(そういう欲を満たす為にあるんかな)
ただ今は気づきました、大体のハコ、ベースでいうと200Wクラスのアンプで充分だし、ちょうどいいです。
そして、前は迫力の為にともかくドラムにマイク立てないのか、とかベースも外音出して欲しいとかでしたが
小さなハコならむしろ生音勝負した方がよいと気づきました。
要はバランスなんですよね!
バンドのサウンドバランス、ハコとバンドのバランス、ハコと機材のバランス
バランスが良ければ、安いクソアンプやクソドラムでもそれなりに良いバンドサウンドになると思います。
色々なライブハウスに出演させてもらってますが、おぉ音が良いな!ちょうど良いバランスだな、と思うのは全体の3割満たないくらいです。
何様かって感じかもですが、多分本当にそうです。
これからはレコードやCDがなかった時代に少し原点回帰して絶対にライブ、生演奏が音楽活動で生き残る手段のキーワードになるハズ。
ならばその為の環境をもっと整わせなきゃですね!
ライブハウスに行ってお金払って不快な爆音聴かされて、目当てじゃない下手くそなバンド見せられて、トイレは汚くて、、歌詞も聞きとれなくて、帰ったら服はタバコ臭くて
それだったら、今の時代、お金払わずに家でYou-tubeか、ダウンロードしたお目当てのバンドの曲を聴いてた方がいいって人の方がたしかに多くなるもんなぁ..。
音楽では食えない時代といいますが、でもやれる事は多分沢山あるんだなと、ふと移動中に思いました。