東京に キターク!
ボナもまだ生きていて安心。
ツアーも無事終了でした!
ツアー中に変なものを見つけて去年の年末のように物欲とバトル、って事もなさそう。
今回のコニーさんのツアー、それまた濃いものだったのですが、中でも印象に残っているのは天草でのイベント。
イベンターの人が強烈な人、だとはマネージャーから聞いていたのですが、本当に強烈な人で、何が強烈かっていうと
びっしり刺青なのに顔はやさしい。ウッドベースを自分で作っちゃうし、家はヴィレッジバンガードみたいな。
テレビからディスプレイ、食器まで全部50s、しかもそれが全部当時ものなんですよ。
ウチにはレプリカないんですよ、って。
「凄いですね、よく集まったというか、凄い金かかってそう」って聞いたら、ほとんど拾いモノだから金かかってないらしい。。
テレビしかり、オーディオ類や天井にあるレトロな扇風機、全部現役で使えるんですよ!
小学生の頃からゴ〇捨て場巡って収集し始めて、全部自分で修理してたら部屋がこうなったらしいです。
んで自作のウッドベースなんかも強烈で、ボディが棺おけの形なんですが、完成度がハンパない!
駒なども手作りだったりするんですが、本当に製品としてお金が取れるレベル。
単純に、自分が求めるモノが無いから作ってしまえ系、なんですが。完成度に脱帽。
見れなかったけどスタジオも手作りでもってるそう!
東京は土地が高いし田舎だからできる、と思いそうですが、こういう人はどこ行ってもやる人ですね!きっと。
んでそんな強烈な人が主催のイベントがまた少し変わっていて
田舎な町で、ほへー人歩いてねー。と思いましたが。
イベント始まってみればかなり広い会場に人がパンパンなんです。(12/23の写真参照)
しかもバンドは前座にその人が在籍のロカビリーバンドのみ。
で、メロコアっぽい人から、ロック好きそうな人から、はたまたまったくロック好きそうにない、ギャル的な人種が入り混じってる。
で、皆楽しそうにしていて、DJタイムにはHIP HOPみたいなレゲエがかかっていたり。
そんでいざ、ライブが始まると、ロック好きはもちろんですが、ギャルみたいなコらや、まったくこういう音楽に興味なさそうな人らが、見よう見真似で踊ったり楽しそうにみてるんです。
んでライブ終わって夜1時とかを過ぎてもお客さんは皆帰らない。
で、終わったあと例のイベント開催者の人と話たんですが、
「今、ロックのバンドのライブとか、イベントがあるから来てよって人の集め方しても、もう人が集まらんくなっとーとです。」「この町も昔は良かったんですけどね」
「そんなもんで盛大な飲み会を開催する!、ってやったらムチャクチャ人が集まるようになったとです」「最近イベントで集客に困ったことはないです」「色んな人来るから色々催すのは大変ですけど」
だと。
なるほどーと思いました。
だから湘〇乃風とかファンキーモ〇キーベイビーズとか聞いてそうなコらとかいたのか。
そんなこんなで、普通にロックンロールのイベントとは違う感じでした。
たしかに人は多かったし盛り上がっていた。終わった後も楽しかったですー、と沢山の声を聞いた。
そんな場所にバンドがゲストで行きショーをする形。
ただバンドの力量はかなりハードルが上がる事は間違いない。
ロックに興味ないような人らを惹きつけないかんから、エンターティナー度はかなり必要そうですね。
そしてまぁ、普段娯楽がないから、こういう事したら人が集まるとか、町の環境とかもありそうですが。
時代の流れ的にはこういうやり方にもヒントがありそうな気がしました。
しかし強烈というか奥が深い強烈な人だったなー!