前回のブログは地震発生から4時間後くらいに書いていて、被害もまだそんなにあらわになってなく、ただ東北がやばいことになってる、これ以上被害が拡大しないでほしいな。と思い、東京の帰宅困難者の映像や、高架下を歩いて帰っている大勢の人々を目のあたりにしても現実感はあまりありませんでした。
それから2日経ち、被害の拡大、そして被害があらわになって本当にとんでもないことになってます。
本当に被災者の方々にはお悔やみの言葉と、そして「がんばれ」しか言葉がでません。
自分もとても思い出になっている岩手県釜石市。そしてそこで知り合ったある方と、未だ連絡がとれません。
そして今日やっと映像の入ってきた釜石市、完全に津波で町が飲まれてる映像をみて唖然としました。住民の安否がまったくわからない状態との事。
今年頭にもらった年賀状を見ながらとても心配になってます。。
ただもう岩手も宮城も福島も茨城もあの辺りは本当に大変なことになってて、家族と連絡とれない方、親戚と連絡とれない人、友達や恋人と連絡とれない人、まだまだ沢山います。そんな人たちの不安を考えたら、、。
寒い中、ロクに飯もない。放射能問題もある。本当に危機です!
そして被災地を中心にもはや日本全体が危機だとこんな俺でもわかります。
そして被災者の方々には届いてないかもですが現代のネットでのコミュニケーション力は凄い、あらゆる情報がメディア以外にもツイッター等で入ってきました。
被災者に届いたらいいな、っていう内容がほとんどですが、中にはやっぱりよくわからん情報も回ってきて、それを訂正するツイートやあれやこれやでタイムライン上もパニックに感じた。
そして、やたらまわって来たミュージシャンやライブハウスに演奏を控えてっていう、なげかけ。
これには結果的に少しばかり違和感を感じました。
言いたい事は痛いほどわかります、こんな電力不足の時に大量の電気を撒き散らしての演奏
自分も世話になってる夜の現場が営業やると連絡が来たので不本意ながら昨晩はベースを担いで出勤。
その時は「余震も続いてるし、ましてやあんな映像ながれててこんな日にお客がくるわけない、開けるライブハウスも馬鹿じゃねーの」っと思っていました。
そしたら来るんですよお客さん。。
正直馬鹿だ。と思いました!
でも僕達は演奏するしかない。
そして良くみたらお客さんは一人の方が多い
余震が続く中一人で家にいるならライブバーで音楽聞こうと思って来たのかもしれません..
こういう時だからきたのかな。
そうしてたら、なんか色々と考えてたけど、ありがたいな、こういう時でもちゃんと演奏せな。と思ってしまいました。それがたとえ小さなステージでも
ミュージシャンやライブハウスに電気を使わずに!ってツイート、本当に素晴らしい事と思います。
ただそれを声高に拡散RTして訴えていた人たちの中に、それを生業にしているお店やスタッフの損害等も考えたうえで言っていたのかな?と疑問に思います。被災地の痛みには及びませんが1週間休業しただけでもかなりのダメージですよね。1ヶ月で潰れますよ多分。
しかしこんな事言ってますが、自分で何が正しいのか、良くわからない状態です。
ただ今は音楽やってるから、とかそんなの関係なしに一人の人間として行動したい。
一番できるのは人として、の行動。
電気節約したら傷ついた地域に+になるなら、贅沢に使う電気なんかは徹底的に節約したい
さて明日から順番に停電らしいです、他にも自分ができる事は喜んで受け入れたいです。