今朝、暑くて目が覚め冷房のスイッチをON、エアコンのフタがひらく
すると何かが降ってきて「バサっ」と体に直撃した。
俺は一瞬で「それ」が何かわかった。
寝起きの体も柔軟に反応し、払いのけた後、俺は5秒程フリーズ。。
「あの噂は本当だったんだ。」
「サイズはどのくらいか。」
「ちきしょう。」
色々な事が脳裏を駆け巡った。
「とにかく倒さないといけない!」
部屋を恐る恐る見わたす

…..
…!?∞×$¢★√‰♪¶●〔¥▲ゝ†仝♯。Ζ〆⇔@□※§◆&∇ΞΩ!?
いた。
デカい。
テカってる!
もうこれは倒さなければいけない。
「負けちゃだめだ」


「負けちゃだめだ」

ゴキジェットを玄関までとりに行っている暇はない
俺はティッシュを無造作に手にとり ヤツを叩く!叩く
しかしどうだ、ヤツらは刺激を与えると動きが異常な速さになる、この動きこそ全国民から気持ち悪がられる要因の一つ。
案の定、ティッシュから逃げられ、もの凄い動きでテレビの裏へ。。
完全に視界から消えてしまった。
「ヤバいヤバい」
ツメが甘かったか。
こんなデカいヤツが部屋にいると考えたら 今夜から確実に寝れない。
どうしよう。
10秒程立ちすくんだ後、ゴキジェットを取りに行き、決死の覚悟でテレビを持ち上げた
…いない。
どうしよう。
どうすれば。
もう駄目だ!
完全に逃がしてしまった。
どうすれば
俺、完全に沈黙

後、
「そうだ、耳だ。耳をすませよう」
音で、ヤツの位置を把握するしかない。
しかし音は何も聞こえない
10分は経っただろうか、
駄目だ、もっと耳を ..
その時、
ガサガサ
袋に何かが通過する音が。
その時ばかりはこの袋などが無造作に散らかった部屋に感謝
ゴキジェット片手に袋をめくる
ニヤリ、ヤツだ!
俺はもはや暴走状態
恐怖より殺る事しか考えていない。
噴射!
ヒットしたが、ヤツの生命力は凄い
もの凄い速さで逃げる。
また見失った。
しかし、俺の耳は現在「スティービー・ワンダー」より研ぎ澄まされている。
ゴキブリが床を歩く音も鮮明に聞こえる。
どの方向に行ったのかわかる。
コードの一音一音が全て聞き取れる。
見つけた!
ヤツは錯乱していた
噴射。
また逃げる
しかし もう勢いはない
噴射 !!
しばらくすると逆さまになり 参ったの体制に。
これがまた気持ちわるい。
俺はティッシュで掴みとり トイレに流した。
時間にして一時間はバトっていたか
俺の睡眠を返しやがれ、このゴキブリ野郎が。
しかしエアコンのダクトから侵入してくる。
あの噂は本当だったのか…
皆様もお気をつけて。