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見た目のハデさ、そして何故かツマミに書いてあるDRIVEの文字でオーバードライブ系のペダルを連想させますが実は地味なコンプレッサー。

 

コンプレッサーはマルチコンプとダイナコンプを所有していましたが、あまり使っていませんでした。

 

コンプレッサーというのはその名の通り音をコンプレッション(圧縮)してくれるモノ。

 

一定の最大音量をへこませたり、小さな音量を持ち上げたりします。

 

わかりやすく言うと。
映画をみている時、ガラスが割れる音など急に音が大きくなってビックリしたり、逆にセリフが小さ過ぎて聞こえない、そんな状況がありますが、コンプをかけるとある程度、それが無くなります。
ガラスの音は少しまろやかに、セリフは少し大きくなるという感じです。

 

逆にCDではコンプで音を圧縮、そしてGAINをあげてバンドサウンドに音圧を出させたりします、バンドならドラムやボーカル、ギターにも大抵かけます、好みはありますが本当に効果絶大です

 

ちなみに自分はコンプかけすぎで全体的に少し歪んだくらいのガツガツの音のCDが好きです。

 

他にもラジオでDJの声の音量を一定にさせて聞きやすくさせたり色々な用途に使われているコンプレッサー。

 

あまり馴染みの無い言葉ですが実は色々な所で使われているんです。

 

逆にデメリットはヘタにかけすぎると抑揚が無くなったりします。

 

ホラー映画等で「ビクッ」っする音が小さくなり目立たなくなるみたいな感じです。

 

で、そんなコンプレッサーなのですが、CD等でコンプをかけると明らかに好みの音になるのですが別にライブで必要なかったので、あえて自分でコンプを使う事はあまりありませんでした。

 

「何?そのハデなエフェクター!」と言われたい為に試奏もせずに購入したのですが、このコンプは価格も性能もgoodです。

 

まずコンプ自体に癖がなく、本当にささやかなコンプレッションからバツバツの圧縮サウンドまで出せます。ノイズも無く、サスティンもいい具合に伸び、病み付きになりました。

 

マルチコンプで言われている様にかますと音が太くなる、音が良くなる。という事はありませんが自分のベースの音はそのままで、さりげなくコンプをかけたいという自分にはもってこいのペダルです。

 

この価格でDI代わりにもなるし、そしてコクピットの様にリアルタイムに反応するメーターもカッコいいです。