最近、アンティークの腕時計に興味がわき時間がある時に色々と覗いています。
アンティークの腕時計ってある意味ブランド化されているジャンルでもあって、高くて手が出せない部分がある
スーツでビシッときめているお兄さんお姉さんが手袋をして、お客様に失礼のないような素晴らしい接客をしている
時計も、凄く魅力的にショーケースに飾ってあって、古いものと思えないようなピカピカさで欲しいーってなるばかり。
そんな中で一つ出会ったお店があって
そこのお店は長年続いている感じのお店で、特にホームページもなく小さくひっそりと営業している感じ
技術士のお爺さん1人で店を営業しているようで、お客がいても基本時計をいじっている
お洒落で小綺麗に陳列されてるわけではないけど売っているアンティークものもボロそうなのもあるけど、よさそうなものもある、とにかくなんか全体的にリーズナブルに感じるし
提示されている修理代もあきらかに安い。
おれはこういうお店が好きだ!
多分、先ほどの大手高級店では手袋をして丁寧に商品を扱う、モノも絶対良くて信頼できる。でもやはりそういったサービス料が加算された値段になっていると思う
ひっそりとお爺さんがやっている店は、多分素手で扱うし、そこまで細かくサービスがあるわけではないけど、そのモノ自体の価値が値段になっている感じ。
自分はそういった中で、色々な事を見極めて、自分にとっての宝物を手に入れるのが好きだ。
自分の道具である楽器も、有名な大手に修理メンテを出すと、基本的に大した事ない事でも二週間とか預けたり、なかなかの値段だったり。
でもそういう技術者がひっそりやってる所にだすと、匠の技でその場で一時間でやってくれたり、値段もこんなんでいいんですか!みたいな事もある。その時は技術という宝を見つけた気分。
もちろんよくない店もたくさんあるだろうけど、いい店を見つけた時の喜びといったら。
そういうお店にいる店主の手に感動する。
まさに職人、憧れ。
大きなお店が増えてきて、小さい店が少なくなっていく中
大手にはないものがそこにある気がします。もちろん大手の信頼性やパワーは凄いです。
で、何が言いたいかって?
…
古い手巻き時計が欲しいのです。
時計を探す旅は続く