ベースを始めて、ベースの良し悪しがわかるようになってからずっと気になって事がある、それはハカランダ。

 

ハカランダというのはあまり馴染みのない言葉ですけど、木材の事。ブラジリアンローズウッドともいう。

 

その名の通りブラジルの一部でしか生息せず、当時ほとんど農地に替えられ生息地自体が危ぶまれワシントン条約によって絶滅危惧種に指定される。
その為、輸出入を禁止されている希少な材。

このハカランダ、昔はフローリング、高級家具に使われていて、中でも楽器用木材としては音響的にとても良いらしく、当時はアコギに使われていたり、エレキギターやベースの指板に普通に使われていました。

 

Fenderでは65年製あたりからハカランダと、現在も主流のインディアンローズウッド(インド産のローズウッド)の混在が目立ってきて、66年くらいからインディアンローズウッドが多くなる、この辺りが楽器業界でハカランダが使われなくなってきた辺りといわれている(マーチン社69年以降)

ちなみにハカランダとインディアンローズは見分けれるくらい、おなじローズウッドなのに質感や木目が違います。

ハカランダは油分を多く含み、詰まっていて一般的なインディアンローズウッドより硬そうなのがわかる。
特に芯材は黒檀のように黒く硬いらしい。Fenderでは59年~62年辺りまで結構黒いハカランダ指板が多い。

 

そんなこんなで、希少がゆえ高値で取り引きされるようになり、それ以降は特別モデルだったり、アップチャージで使われるようになる。
普通のローズウッドからハカランダに替えるなら+5万円という風にやってるブランドもある。それでもホントに在庫が残りわずからしく、もう終わってしまったのかも。
とにかくとても高い!

ハカランダ、そんなんだから神話も生まれる。

ハカランダ指板のギター、ベースの音は良い、響きが全然違う。ネックが反らない。
そんな夢のような木材
そんなんどうでもええ、音は変わらんさFUCK!という人もいれば、やはり指板はハカランダに限るという人もいるし、いつかはハカランダ!って人もいる。

 

僕はずっと憧れていました!(笑)

昔のベースマガジン読んでると、ハカランダ(ブラジリアンローズウッド)とインディアンローズウッドの音響特性をデータ化した図をみつけました

これをみると、やはり違うのがわかる

これが音としての変化を聴き取れるかが問題なのですが、ブラインドテストされても判る自信はありません。

 

しかしハカランダ指板の楽器を一年使ってみると、明らかに弾いた感じの違いは体感できる。
音に密度のある感じ、くっきりしているけど粘りがある不思議さ、油分が多く硬く感触が違う。
ローズウッドよりはなんとなく音の立ち上がりや密度が高級指板材のエボニーに似ている

 

じゃあエボニーでいいやん、ってなるけど、エボニーは非常に重いらしい
なのでハカランダは楽器用木材として本当に優れている、だから当時は主流に使われていた事がわかる。
ハカランダ、ようするに癖になります(自己満足感をくすぐる最強のアイテム)

 

今日はそんなマニアック話

そんな木材もあるんだよ、という事を是非知ってください。
しかし木はええなぁ
長野県松本の三谷龍二さんの作品好きです。