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今日は機材についてウンチク語らせてもらいます!
興味の無い人にはまったく楽しくない内容、ヴィンテージFENDERが好きな方には少し楽しめるんじゃないかなとおもいます。PRE CBSを使ってみてわかった事です。
この音に慣れてしまう前に書いておきます!
さてまずは、あくまで主観という事を先に伝えておきます、そしてプレべのみです。
ジャズベは最近まったく弾いてないし、ヴィンテージを使った事ないのでよくわかりません!ギターもよくわかりませんが、ストラトとかもスラブが音太いとかベースと同じような事が言われてるし通ずるものもあるかもです!
あと、年式の話がでてきますが何年だから絶対、ってのは無いとおもいます。
でも基本的には間違いなく年代によって音の傾向があるんだな、とわかりました!
まず、この一週間でレコーディングとリハ、ステージ仕事で3回程使用しました。
予想以上の凄さです62年。
ベースって単体で弾いていい音でも、いざ他の楽器と混じるとガックシくる事があるのですが、これに関しては混ざってから更に本領発揮、いや、本当に!なぜ62年のリイシューが多いのか?
使って納得です!凄くイイ!
ここ何年か66年製を毎日のように弾いてきて、特に不満も見当たらず、だったのに、衝撃です。
66年製ってもうCBSになってるんですけど、FENDERがCBSに会社を売った65年を境に当時の職人さんが全員クビになったわけでもないし、67年くらいまでは塗装含め製法はあまりPRE CBS時代、すなわち黄金期のFENDERと変わってないと思うんです。だからヴィンテージと思う
現に北海道から沖縄までツアーに持って出ても、過酷なステージをこなしても、1つもトラブルなかったし、ネックもほとんど動かない。
それ一本でいつでも安心して弾ける、物凄いタフさ!
なのにやはり何か違うんだなと感じました。
実際62年~64くらいまでのって人気が集中してるし、とくに62年初期までのスラブ指板のFENDERの楽器は凄い、楽器屋やマニアの人らが皆言ってる事です。
自分はあんまり信じてなかったんですけどね、スペック関係無しに自分が試奏して一番イイと思ったのが最強と思うし。
サンバーストの色や、ピックガードの風合い、指板とかの見た目は明らかに違うのはここ2年でわかってきてたんですが..。
でも音、違うんですね。
具体的に倍音がたっぷりなのに音が詰まってるというか。
バーンと広がるのに密度のある音がします、結構矛盾してるんですけどアルデンテみたいな笑
密度のある音ってのは指板が、一般のローズウッドより硬いハカランダだからなのか、この頃のメイプルが質がいいかなのかわかりませんが。その2つが主なのは間違いないと思います!
あと音がより深い所に沈む。
これは66や69のプレベには無かったです!
ネックが厚いからかな?
トーンを軽く絞るとドュンって感じ、すこしジャズベみたい。(逆にこの頃のジャズベのフロントはヘタなプレベより音太いと言われてますよね?)
あとはサスティンが明らかに長い
そしてそのサスティン、66の時は直線的に伸びて着地する感じでしたが、62は倍音が複雑にうねりながら伸びる、唸りながらひたすら伸びる感じです。これは本当に不思議!
ちなみに本体の重さは体感的にほぼ同じ、しかしネックとボディの重さのバランスが62の方が良いなって気がします。
なんか音質が違うというよりは音が違うって感じなんですよねー!
楽器とてもやはり一枚上手なような気がする、4年違うだけなのに。そして現代の技術をもってしても敵わないと思います。
これは直アン勝負のベースならではのわかりやすい違いです!エフェクター使ったらこの差はどうなるだろう、、使わないからちょっとわかりません。。
そしてフラット弦、ラウンド弦、両方試しました。どっちもいい!
特にフラット弦張った時は違います、以前はまろやかな音はでるけど少しパワーが落ちる気がしてました。
でも、今回はパワー落ちない、フラット弦をうならす事ができる。まろやかなのに輪郭がある。
先ほど言ったネック材と倍音がうねりながら伸びるサスティンが要因なんだろう!
ちなみにラウンド張ったらロックな暴れる音も出るし、まじで最強だと思います。
でスラブってのは音太いって言われていますが、音太いです。でも決してイコライジングでローを持ち上げてでる太さとは違うというか、なにかこってりしてる気がする。
あと音を構成する要素ってもう間違いなく絶対ネックが大半を占めている、やっぱりそう思います!
そんでピックアップの位置で楽器自体の音色が決まる。
どうですか、ヴィンテージ所有されてる猛者の方々!
以上、言いたい事を詰め込んだ感じですが、これは卓上理論でなくみずから使ってみての感想です。
ヴィンテージレプリカのメーカ大半がこの頃のFENDERの製品を目指して作ってる。
この頃のFENDERはなにか魔法がかかっている。まさにそう思いました!

左が62年製、右が66年製
同じ型のベースでも年式でこのように見た目の風合いが違うように、音やレスポンスも違うんですね。
60年代プレベを年代別にラーメンに例えると
69年東京とんこつ
66年豚骨醤油
62年久留米とんこつ
って感じでしょうか?
きっと64年あたりは博多とんこつだな…。
いやぁ、ヴィンテージのFENDERって楽しー!